第1回東南アジア猛禽類シンポジウム大会記録集
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商品番号 | NH−502 | |
商品名 | 第1回東南アジア猛禽類シンポジウム大会記録集 | |
1998年12月に滋賀県で開催された、シンポジウムの大会記録集。日本のほか、台湾やマレーシア、インドネシアなどアジア地域から集まった猛禽類研究者による、活発な議論が記録されています。アジア各地で猛禽類の生息環境が危機的状況にあるとの指摘とともに、大会宣言が盛りこまれています。海外の論文は英語ですが日本語の抄録がついています。(2000年発行 A4版) 東南アジア猛禽類シンポジウム実行委員会 |
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目次: I.開会の挨拶/山崎亨 II.特別講演 熱帯地域と発展途上国におけるハヤブサ基金による猛禽類の研究と保護への取り組み ビル・バルナム博士(ハヤブサ基金会長、世界ワシタカセンター事務局長) III.口頭発表:(1〜12,16の英文発表には邦文の抄録あり) 1.ベトナムにおける猛禽類の現在の分布と生息状況/クー・グエン(バードライフインターナショナル ベトナムプログラム) 2.インドの猛禽類の現状と保護/ビブ・プラカシュ(ボンベイ自然史協会) 3.モンゴルのイヌワシ/ニャンバヤール・バトバヤール(WWFモンゴルプロジェクトオフィス) 4.台湾陽明山(ヤンミンシャン)におけるミナミツミの繁殖/フン・クアンイン, リュウ・ルシア・セベリンガス,リン・ヤオスン(台湾猛禽研究会) 5.フィリピンワシの個体群復元のための保護戦略/デニス・I・サルバドール(フィリピン・イーグル財団) 6.マレーシアにおけるコウモリダカの繁殖状況および生息環境と分布/マイク・H, N・チョン(オリエンタルバードクラブ アジアホーンビルネットワーク) 7.西ジャワ,ハリムン山の熱帯雨林で繁殖するワシ類の個体数/ニルス・ロブ, ヤン・O・ジェルシャウ(ノルウェー自然史研究所) 8.ジャワクマタカの保護研究(概観)/デヴィ・M・プラウィラディラガ(インドネシア科学院) 9.ジャワ熱帯雨林保護におけるジャワクマタカの生態学的研究および不法取引調査/ハプソロ(テラパック インドネシア財団) 10.ジャワクマタカの残存する生息環境の保護/アグス・スプリアトナ(KPB CIBA) 11.青島(キンダオ)地区における猛禽類の保護と標識調査について/ワン・シミン(キンダオ鳥類保護標識ステーション) 12.ニホンイヌワシにおける有機塩素化合物の残留状況/藤田雅彦・須藤明子・井上剛彦・渡部真文・田辺信介 13.繁殖地におけるサシバの行動と生息条件/東 淳樹・時田賢一・内田 聖 14.那須野ヶ原におけるオオタカの保護活動/遠藤孝一・野中 純・内田裕之 15.鈴鹿山脈に生息するクマタカの生態に関する知見/井上剛彦 16.イヌワシとクマタカの生態に基づく保護プログラム/山崎 亨 17.日本における山地性大型猛禽類(イヌワシ・クマタカ)の生息地の状況と保護のあり方/横山隆一 IV.ポスター発表 21件 V.東南アジア猛禽類シンポジウム大会宣言 VI.閉会の挨拶/井上剛彦 |
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アジア猛禽類ネットワーク 1998年開催の第1回東南アジア猛禽類シンポジウムを機に設立。アジアにおける猛禽類の調査研究と保護を目的として、シンポジウム開催や調査、会誌の発行などを行っています。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~raptor/ |